好決算企業には資金が集中しやすい【クロージング】

2015年8月6日 16:48

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記事提供元:フィスコ


*16:50JST 好決算企業には資金が集中しやすい【クロージング】

6日の日経平均は続伸。50.38円高の20664.44円(出来高概算25億株)で取引を終えた。5日のNY市場はまちまちだったが、足元で弱い値動きが続いていた半導体関連は上昇。また、予想よりも早いタイミングで利上げが実施されるとの見方から、為替市場では2ヶ月ぶりに1ドル125円台に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の20760円だった。

シカゴ先物の上昇と、円安の流れ、米半導体関連の上昇が追い風となり、日経平均は続伸して始まった。その後の断続的な買いが入る中、前場半ばには一時20800円台を回復している。

ただし、高値圏でのこう着が続く中、後場に入るとじりじと上げ幅を縮めており、本日の安値で取引を終えている。東証1部の騰落銘柄は、前引け段階では値上がり数が1300を超えていたが、大引けでは1081に減っている。規模別指数も大型、中型、小型株指数いずれもプラス圏はキープしているが、こちらも上げ幅を縮めている。

日経平均は底堅い展開が続いており、先高期待は強い状況である。ただし、週末には米雇用統計を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられることになりそうだ。また、決算発表も多く予定されているため、決算を手掛かりとした個別対応の流れが強まりやすいと考えられる。本日は明治HD<2269>が決算評価から一時20%を超える上昇をみせており、好決算企業には資金が集中しやすいだろう。

さらに日銀の金融政策決定会合の結果、黒田総裁の会見が控えている。サプライズを期待する向きがない状況であり、ポジティブな結果となれば、日経平均の年初来高値が意識されそうである。《AK》

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