6月のデスクトップOSシェア、Windows 8.1が初めてWindows XPを上回る

Net Applicationsの6月分データによると、Windows 8.1のシェアが前月から0.24ポイント増加して13.12%となり、初めてWindows XPのシェアを上回っている(Desktop Top Operating System Versions Share Trend、Desktop Operating System Market Share、Desktop Top Operating System Share Trend、Windows Centralの記事、Neowinの記事)。

昨年11月にはWindows XPに1.47ポイント差まで迫っていたWindows 8.1だが、12月には2.61ポイント減少して9.49%となり、4.69ポイント増加したWindows XPとの差が大きく開いていた。その後もWindows XPのシェアは2月まで増加を続けていたが、3月から減少に転じ、6月は11.98%となっている。Windows 8のシェアは前月から0.67ポイント減の2.90%で、Windows 8/8.1の合計シェアは0.43ポイント減の16.02%となった。Windows 7は3.22ポイント増の60.98%となり、初めて60%を超えている。Mac OS X 10.10は0.34ポイント増の4.54%。Mac OS全体では0.19ポイント増の7.54%で、Linuxも0.04ポイント増の1.61%となった。ちなみに、Windows 10は前月から0.03ポイント増加して0.16%となっている。

(続く...)StatCounterのデータでも、Windows 8.1は0.42ポイント増加して16.41%。0.23ポイント減で3.68%となったWindows 8との合計シェアは20.09%となり、初めて20%を超えた。Windows XPは0.51ポイント減の10.03%となり、0.34ポイント増で10.17ポイントとなったOS Xが初めてWindows XPを上回っている。このほか、Windows 7は0.61ポイント増の53.71%、Windows Vistaは0.11ポイント減の2.12%、Linuxは変動なしで1.77%となっている。

一方、日本ではWindows 8.1が2.11ポイント減で17.09%となり、0.01ポイント減少して1.81%となったWindows 8との合計は18.9%。Windows XPは0.9ポイント増の4.81%で、0.48ポイント減少して4.76%のWindows Vistaを1年ぶりに上回った。このほか、Windows 7は2.71ポイント増の58.1%、OS Xは0.87ポイント減の10.49%となっている。

なお、taraiok のタレこみによれば、Windows 7のシェア増加の理由として、Windows 10への無料アップグレードが目的との見方があるようだ。eBayなどではWindowsのプロダクトキーが販売されており、Windows 7の方がWindows 8.1よりも安価に入手できるためだという(Softpediaの記事、Slashdotの記事)。ただし、Net ApplicationsではWindows 7の増加傾向が長期にわたり続いているため、実際にWindows 10の無料アップグレードが影響しているのかどうかは不明だ。　スラドのコメントを読む | 統計

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