22日の香港市場概況:ハンセン指数は上昇、内外環境改善への期待広がる

2015年6月22日 18:03

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記事提供元:フィスコ


*18:04JST 22日の香港市場概況:ハンセン指数は上昇、内外環境改善への期待広がる

22日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比320.32ポイント(1.20%)高の27080.85ポイントと続伸し、本土企業株で構成されるH株指数が197.63ポイント(1.50%)高の13383.68ポイントと3日ぶりに反発した。売買代金は905億7600万香港ドルに細っている(19日は1406億700万香港ドル)。

内外環境の改善期待で買われる流れ。内部的には、香港メディアが22日、北戴河会議(毎年7~8月に河北省北戴河で非公式に行われる党指導部の会議)の準備がすでに始まったと伝えたことなどが買い安心感を誘っている。今年の会議では、中長期の経済発展計画が議題となる見通しという。本土景気の先行き不安がくすぶるなか、「再利下げを含む追加の景気刺激策が月内にも打ち出される」との観測も流れた。

また、海外動向では、ギリシャ債務問題を巡って臨時のユーロ圏首脳会議が22日に開かれることになっており、支援交渉が進展するとの思惑も出ている。取引時間中に始まった欧州市場が軒並み上昇するなか、香港の各指数も引けにかけて上げ幅を広げた。

ハンセン指数の構成銘柄では、金融株の上げが目立つ。生命保険事業で中国最大手の中国人寿保険(2628/HK)が3.0%高、アジアで生命保険業務を手がけるAIA(1299/HK)が2.9%高、国内銀行5位の交通銀行(3328/HK)が2.8%高で引けた。

自動車株も軒並み上昇。吉利汽車HD(175/HK)が3.5%高、比亜迪(BYD:1211/HK)が2.9%高、広州汽車集団(2238/HK)が2.1%高と値を上げた。

【亜州IR】《SY》

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