日経平均は寄り付き水準でのこう着/ランチタイムコメント

2015年6月19日 12:02

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記事提供元:フィスコ


*12:03JST 日経平均は寄り付き水準でのこう着
 日経平均は反発。161.73円高の20152.55円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えている。18日の米国市場では、NYダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の20120円となる中、これにさや寄せする格好から買いが先行した。1ヶ月ぶりに2万円を割り込んだことで、いったんは自律反発への期待もあり、寄り付き直後には一時20194.45円まで上げ幅を拡大させた。
 しかし、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいほか、週明けには22日にユーロ圏首脳会議を開いてギリシャ対応を協議することになり、手掛けづらいところ。日経平均はリバウンドをみせるものの、5日線辺りに上値を抑えられる格好でのこう着となっている。
 セクターでは繊維、海運、その他金融、食料品、化学、精密、電気機器、水産農林、輸送用機器などが上昇。一方で、鉱業、石油石炭、電力ガスが利食いに押されている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1300を超えており、全体の7割を占めている。

 日経平均は寄り付き水準でのこう着となり、後場も同様の展開になりやすいだろう。資金流入が限られるなか、先物主導によるインデックス売買に振らされやすい状況である。また、中小型株などへの物色についても、週末要因から次第に細る可能性はありそうだ。
 その他、日銀の金融政策決定会合については、現状維持がコンセンサスとなり、サプライズはないとの見方。市場の期待度も低いと考えられる。現状維持で下を売り込む流れにはならないと考えられるが、模様眺めムードの強い展開になろう。(村瀬智一)《AK》

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