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今日の為替市場ポイント:米金利見通し引き下げでドルの上値は重くなりそう
*08:10JST 今日の為替市場ポイント:米金利見通し引き下げでドルの上値は重くなりそう
17日のドル・円相場は、東京市場では123円36銭から123円71銭で推移。欧米市場でドルは一時124円45銭まで上昇したが、123円21銭まで反落し、123円43銭で引けた。
本日18日のドル・円は123円台で推移か。米連邦準備制度理事会(FRB)は年内に利上げを行う可能性が高まっているが、金利引き上げのペースは緩やかなものになることから、ドルの上値はやや重くなりそうだ。
17日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で金融政策の現状維持が決定されたが、FFレート(政策金利)の誘導目標水準の予想中央値を引き下げたことを意識してドル売りが優勢となった。2015年末時点で政策金利の予想中央値は0.625%で前回と変わっていないが、2016年末は1.875%から1.625%へ、2017年末は3.125%から2.875%にそれぞれ引き下げられた。
市場関係者の多くは、年内2回の利上げを想定しているが、それは年末時点の政策金利の予想中央値が0.625%になっているからである。ただし、9月利上げの予想は多くなく、10月と12月に利上げを行うとの見方が増えている。
FOMC声明では「労働市場のさらなる改善を確認し、中期的にインフレ率が2%目標に向かっていくとの合理的な確信が持てる時にFF金利の誘導目標レンジを引きあげることが適切になる」との判断は維持されたが、インフレ率2%のハードルは高い。今回示された経済予測では、PCEコア価格が2%レベルに達するのは2017年であり、2015年時点では1.3%-1.4%にとどまる。FRBが年内に利上げを実施する場合、インフレが2%目標に向かっていくことについての合理的な説明を行う必要がありそうだ。《SY》
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