前場に注目すべき3つのポイント~こう着感の強い中、E3やインバウンド関連に関心

2015年6月17日 08:34

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着感の強い中、E3やインバウンド関連に関心

17日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:こう着感の強い中、E3やインバウンド関連に関心
■外資系証券の注文動向:差し引き360万株の売り越し
■前場の注目材料:マーケットエンタープライズ<3135>が東証マザーズに新規上場


■こう着感の強い中、E3やインバウンド関連に関心

17日の東京市場は反発が期待される。16日の米国市場では連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとする模様眺めムードの中、5月建設許可件数が予想を上振れたことが好感され上昇。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の20290円だった。日経平均はこれにさや寄せする格好から、買いが先行することになろう。

とはいえ、FOMCの結果を見極めたいとする流れは日本も同様であり、ギリシャ債務問題も警戒されるなか、全体としてはこう着感が強まりやすいだろう。日経平均は5日、25日線辺りでの攻防をみせており、同水準での底堅さが意識される半面、上値追いは慎重といったところである。

なお、今回のFOMCで利上げに踏み切るとの見方はされていない。アク抜け的な流れも期待したいところであるが、日銀の金融政策決定会合も控えているため、手掛けづらいところ。そのため、物色の流れとしては個別に材料が出ている銘柄やテーマ株などに短期筋の関心が向かいやすい。また、昨日下げに転じたとはいえ、トヨタ自<7203>が株主総会を受けて強含む局面がみられた。株主総会シーズンとなるなか、企業の変化に対する期待感なども材料視されよう。

その他、米国では世界最大のゲーム見本市「E3」が開幕した。バーチャルリアリティー(仮想現実、VR)ゲームなどが注目を集めており、関連銘柄への波及が意識される。その他、5月の訪日外国人客数が発表される。3ヶ月連続で単月過去最高を更新しており、市場の期待は大きい。インバウンド関連への物色が再燃する可能性もありそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き360万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1580万株、買い1220万株、差し引き360万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

6月10日(水):290万株の売り越し
6月11日(木):240万株の買い越し
6月12日(金):380万株の買い越し
6月15日(月):10万株の売り越し
6月16日(火):160万株の買い越し

■前場の注目材料

・パリ航空ショー、アジア地域からの機材発注目立つ
・5月の訪日外国人客数が発表
・マーケットエンタープライズ<3135>が東証マザーズに新規上場(公開価格:1500円)


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:50 5月貿易収支(予想:-2588億円、4月:-558億円)

<海外>
・特になし《SY》

関連記事