豊田通商、フィットネスジム対応コンサル「からだステーション」

2015年5月23日 07:27

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「からだステーション」のスキーム (豊田通商の発表資料より)

「からだステーション」のスキーム (豊田通商の発表資料より)[写真拡大]

  • からだステーションの特長(豊田通商の発表資料より)

 豊田通商は22日、2012年から試験運用を行ってきたフィットネスジム対応健康管理サービスを、「からだステーション」として本格展開すると発表した。シャープ、ヒカリスポーツと提携した事業となる。

 「からだステーション」は、豊田通商がジムに貸与する①システム・コンテンツ、②独自に開発した業界最軽量の専用「IC活動量計」、③専用の測定機器(体組成計・体重計・血圧計)を使用し、ネットワークにより、会員ごとのジム内外の運動データと身体データを一元管理するとともに、タブレットでグラフなどをチェックできる「見える化」を実現した。また、技術パートナーとして、パーソナル・コネクテッド・ヘルス・アライアンスのメンバーであるシャープとの提携で、安定したシステムの構築が可能になるという。

 ジムでは、トレーナーによる測定データに基づいた運動指導や、ジムの外からでもPC・スマホでデータ閲覧が可能な「マイページ」機能などにより、顧客満足度向上を狙う。ジム向け卸売業者であるヒカリスポーツと営業部門で提携し、今後、5年後にジム500店舗(シェア約13%)、会員25万人の導入を目指す。

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