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富士通、「アメダス」のシステムを刷新―集信頻度を10倍に

アメダスのシステムイメージ(図:富士通発表資料より)[写真拡大]
富士通は19日、気象庁の地域気象システム「アメダス」の処理システムを刷新したと発表した。
今回の刷新では、同社製プロセッサ搭載のUNIXサーバ「SPARC M10-1」を採用。データ収集の頻度が従来の10分毎から1分毎になり、降水量、風向・風速、気温、日照などの変化をよりきめ細かく把握できるようになったという。
また、自動解析プログラムに不自然な気象観測データの自動検知機能を追加。従来、気象観測データが異常な値を示した場合、職員による手作業でのデータ修正が必要な場合があったが、新システムでは、統計処理で算出した審議値を用いて判定することで、異常なデータを迅速に検知できるという。
このほか、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)で200か所を改良し、職員の誤操作を防ぎ、より少ない操作で利用できるようにした。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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