福島県川内村に原発避難者向け公営住宅が竣工

2015年5月15日 14:56

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全体計画図(積水ハウスの発表資料より)

全体計画図(積水ハウスの発表資料より)[写真拡大]

  • 全体イメージパース(積水ハウスの発表資料より)

 福島県川内村と積水ハウスは15日、6月より入居開始予定の「川内村宮ノ下地区災害公営住宅」の竣工にあたり、10日に入居予定住民向け説明会を開催したと発表した。「川内村宮ノ下地区災害公営住宅」は、東京電力福島第一原子力発電所事故の避難者向けに福島県川内村が整備した住宅。

 買取型災害公営住宅で、原発事故による避難者向け災害公営住宅の竣工は福島県で初めてという。

 川内村では、多くの村民が東日本大震災や福島第一原子力発電所の事故により避難を余儀なくされていた。川内村では設計・施工を一括して民間事業者が担うことができる買取型事業として進め、早期の住宅供給を目指してきた。

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