プラマテルズの今3月期は小幅の回復、1円増配の年16円配当へ、利回り3%台

2015年5月15日 09:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 プラマテルズ <2714> (JQS)の株価は13週線を下値サポートとしながら高値圏で頑強にモミ合っている。年初来高値は476円(1月9日)、同安値は434円(1月6日)、15日は1円高の464円と堅調。かなり、動きが煮詰まっている。

 双日 <2768> グループでプラスチック原材料・製品・関連機器の専門商社である。前期(15年3月期)の連結業績は売上高が前々期比4.2%減の570億37百万円、営業利益が同4.2%減の7億98百万円、経常利益が同2.9%減の7億80百万円、純利益が同75.2%増の4億90百万円だった。

 配当予想は前々期と同額の年間15円(第2四半期末7円、期末8円)とした。配当性向は26.2%となる。なおROE(自己資本当期純利益率)は同2.2ポイント上昇して6.1%、自己資本比率は同3.9ポイント上昇して34.4%となった。

 国内消費増税の影響長期化などで需要が低迷し、新設海外拠点の経費などで販管費が増加して、売上高、営業利益、経常利益が計画を下回り減収、営業減益、経常減益だった。ただし高付加価値商材の好調で売上総利益率は同0.2ポイント改善した。純利益は前期計上した厚生年金基金脱退損失が一巡して大幅増益だった。

 エンジニアリング系樹脂、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、塩化ビニール系材料などを扱い、需要先はOA・事務機器、光学機器を中心として、家電・電子、医療機器、建材、自動車、容器・化粧品、玩具・その他と幅広い。

 高付加価値商材の拡販、良質な商権を持つ優良会社の営業権取得やM&Aを積極化するとともに、海外は中国、ベトナム、フィリピン、タイ、インド、台湾などアジア地域に積極展開している。中期戦略では17年3月期に向けた目標として経常利益10億円、自己資本比率30%維持、安定配当の継続を掲げている。

 今期(16年3月期)の連結業績予想は売上高が前期比4.3%増の595億円、営業利益が同2.7%増の820百万円、経常利益が同2.5%増の8億円、純利益が同横ばいの490百万円、配当予想が同1円増配の年間16円(第2四半期末8円、期末8円)としている。

 国内消費増税の影響が一巡して需要回復が期待され、高付加価値商材も好調に推移して増収増益予想だ。グループ全体の連携強化や海外拠点の有機的活用で、得意先である海外進出日系企業との取り組みを拡大し、顧客密着型の営業を強化する。中期的にもアジア地域への積極展開で収益拡大基調だろう。

 PER(会社予想連結EPS57円32銭で算出)は8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は3.5%近辺と指標割安である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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