山九、台湾の物流会社を買収―台湾を中華圏事業のハブに

2015年5月12日 17:47

台湾桃園物流センター（写真：山九発表資料より）

台湾桃園物流センター（写真：山九発表資料より）[写真拡大]

　山九は11日、台湾の物流会社、昭安國際の物流子会社である、昭安物流の70%の株を4月29日付で取得し、新社名「山九昭安國際物流」(山九昭安)として営業を開始したと発表した。

　山九昭安は台湾の桃園市に本社を置く。本社所在地にある倉庫「台湾桃園物流センター」は地上6階建てで、敷地面積約3万4,000平方メートル、倉庫面積約8万平方メートル。自動ラック、倉庫管理システム、危険品倉庫、温度管理倉庫を備える。従業員数は80名。

　山九では、日本、中国、東南アジアとの貿易量が拡大する台湾を中華圏事業のハブとし、同社の強みとなるアジア物流での優位性をさらに高めたいとしている。（記事：松本茂樹・記事一覧を見る）

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