新光電気の前3月期は減益幅縮小、株価反発だが16年3月期見通しがポイント

2015年4月27日 11:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 新光電気工業 <6967> の15年3月期の経常利益は円安とリードフレームが伸びたことにより、これまでの予想の前々期比59.3%減益から同38.6%減益に修正した。減益幅縮小で株価は26週線をサポートとして堅調だ。

 同社はPCやゲーム機向けの半導体パッケージと、スマートフォンや車載用のリードフレームの大手メーカー。パッケージは苦戦を強いられているものの、リードフレームが伸長。さらに最近の円安により採算が改善した。このため、2015年3月期の業績はこれまでの予想(売上高1420億円、経常利益59億円、当期純利益40億円)を上回り、売上高1428億円(前々期比1.7%増)、経常利益89億円(同38.6%減)、当期純利益64億円(同31.2%減)を確保したと発表。当期純利益はこれまで57.0%減益予想だった。経常利益、当期純利益ともに減益幅が縮小した。

 この発表を受けて株価は続伸し900円台を回復した。浮動株比率が7.5%と低いだけに、小口の買い物で値は動きやすい。PERは19.2倍と電気機器業界全体のPER46.5倍からすると低いが、同業のエレマテック13.0倍、立花エレテック7.2倍、新光商事13.2倍に比べると割安感は薄い。今回の続伸が一過性に終わるのか、本格的な反発へと向かうのかは、2016年3月期の業績見通し如何によりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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