4月20日のNY為替概況

2015年4月21日 05:05

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記事提供元:フィスコ


*05:05JST 4月20日のNY為替概況
 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円97銭から119円42銭まで上昇し119円25銭で引けた。米国の3月シカゴ連銀全米活動指数が予想外に3カ月連続のマイナスに落ち込んだことを嫌気したドル売りが一時優勢となったが、中国人民銀行が市中銀行に求める預金準備率を予想以上に引き下げたことが安心感につながり、リスク選好の円売りが強まった。

ユーロ・ドルは、1.0713ドルへ下落後、1.0768ドルまで反発し、1.0735ドルで引けた。ギリシャ政府が地方政府に資金を中央銀行に移管するよう命令するなど資金のひっ迫が明らかになり、ギリシャが債務不履行(デフォルト)または、ユーロ離脱するとの懸念を受けたユーロ売りが継続。ユーロ・円は、127円63銭から128円47銭へ上昇した。株高に連れてリスク選好の円売りが優勢となった。

ポンド・ドルは、1.4888ドルから1.4927ドルへ上昇。

ドル・スイスは、0.9597フランから0.9527フランへ下落した。

[経済指標]

・米・3月シカゴ連銀全米活動指数:-0.42(予想:+0.10、2月:-0.18)《KY》

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