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日本BS放送 第2四半期は売上高・各利益とも予想を上回って着地、期末配当予想を1.5円増額修正
*09:32JST 日本BS放送---第2四半期は売上高・各利益とも予想を上回って着地、期末配当予想を1.5円増額修正
日本BS放送<9414>は8日、2015年8月期の第2四半期(14年9月-15年2月)決算を発表。売上高は前年同期比15.4%増の43.54億円、営業利益は同27.2%増の11.13億円、経常利益は同19.9%増の10.96億円、四半期純利益は同7.7%減の7.08億円だった。売上高、各利益ともに会社予想を上回って着地した。純利益については、繰越欠損金を解消したことによる税負担の増加が下押し要因となった。
売上高については、番組間に放送する通販スポット販売が引き続き好調に推移したほか、BS放送の媒体価値向上に伴い、純広スポットも順調に増加した。これにより、番組購入費や制作費、広告関連費用が増加したにも関わらず、営業利益は会社計画を13.6%、経常利益で同14.2%上回った。
15年8月期の通期については、売上高は11.8%増の88.00億円、営業利益は同8.7%増の18.40億円、経常利益は同7.4%増の18.00億円、当期純利益は同11.3%減の11.00億円と、期初予想を据え置いている。
また、併せて15年8月期の期末配当予想の増額修正も発表した。前回予想は1株あたり13円50銭だったが、東証一部指定の記念配当を1円50銭上乗せし、年間配当予想を1株あたり15円00銭に増額修正する。なお、配当性向については当面30%を目標とし、業績動向に応じて決定する。
日本BS放送<9414>は、放送衛星を利用した認定基幹放送事業を運営。全国無料放送による総合編成を行う放送局として、報道、教育、教養、娯楽、通信販売その他の番組を広く扱うことにより、広告主よりタイム収入、スポット収入及びその他収入を得ている。親会社はビックカメラ<3048>。《AK》
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