4月17日のNY為替概況

2015年4月18日 05:19

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記事提供元:フィスコ


*05:19JST 4月17日のNY為替概況
 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円65銭から119円25銭まで上昇後、118円80銭へ反落して引けた。

米国の3月コア消費者物価指数が予想外に上昇したこと、米国の4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想以上に改善したことを背景に債券利回り上昇に伴うドル買いが強まった。その後、インフレ期待の低下やギリシャ懸念などを嫌気した株安を受けて米国債利回りが低下に転じドル売りが再燃。

ユーロ・ドルは、1.0843ドルから1.0735ドルへ下落し1.0815ドルで引けた。ユーロ・円は、128円75銭から127円99銭へ下落。株安を嫌気したリスク回避の円買いが優勢となった。

ポンド・ドルは、1.5048ドルから1.4921ドルへ下落した。

ドル・スイスは、0.9500フランから0.9565フランまで上昇した。

[経済指標]・米・3月消費者物価指数(CPI):前月比+0.2%、前年比-0.1%(予想:+0.3%、0.0%、2月:+0.2%、0.0%)
・米・3月消費者物価コア指数:前月比+0.2%、前年比+1.8%、(予想:+0.2%、+1.7%、2月:+0.2%、+1.7%)
・米・4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:95.9(予想:94.0、3月:93.0)
・米・3月景気先行指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、2月:+0.1%←+0.2%)《KY》

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