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日経平均は小幅反発、一時127円安まで下げ幅拡大も切り返す
*15:28JST 日経平均は小幅反発、一時127円安まで下げ幅拡大も切り返す
日経平均は小幅反発。15日の米国株式市場は上昇したものの、米早期利上げ観測の後退によるドル・円の円高傾向などが重しとなり、日経平均は小幅安でスタート。前場には下げ幅を広げ、一時19742.12円(同127.64円安)まで下落する場面があった。ただ、先高期待が依然として根強いほか、ドル・円の円高一服などを受けて押し目買いの動きも見られ、後場は下げ幅を縮小する展開に。大引けにかけてプラス圏に浮上し、本日の取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比16.01円高の19885.77円となった。東証1部の売買高は25億4007万株、売買代金は2兆8158億円だった。業種別では、鉱業が5%を超える上昇となったほか、銀行業、石油・石炭製品が上昇率上位だった。一方、空運業、精密機械、小売業が下落率上位だった。
個別では、ソフトバンク<9984>、トヨタ自<7203>、ディーエヌエー<2432>、NTT<9432>、OLC<4661>などが堅調。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、三住トラスト<8309>など大手銀行株の上昇が目立ったほか、任天堂<7974>やシャープ<6753>も買われた。また、クボテック<7709>がストップ高で東証1部上昇率トップに、その他日置電<6866>、ファンコミ<2461>などが上位となった。一方、ソニー<6758>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、キヤノン<7751>、花王<4452>などが軟調。明治HD<2269>は3%安。また、M&Aキャピタ<6080>、gumi<3903>、オービック<4684>などが東証1部下落率上位となった。《HK》
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