東京為替:豪ドル強含み、労働市場の改善で5月利下げの思惑後退

2015年4月16日 13:25

印刷

記事提供元:フィスコ


*13:25JST 東京為替:豪ドル強含み、労働市場の改善で5月利下げの思惑後退
16日のアジア市場で豪ドル・円は堅調推移。3月の雇用統計が予想外の改善を示したことで5月利下げの思惑が後退したことが要因。豪ドル・円は指標発表前の91円45銭近辺から一時92円48銭まで上昇した。3月の失業率は市場予想の6.3%を下回る6.1%に低下したが、市場関係者の間では3月中の正規雇用者数が3万人以上増えたことが
評価されているようだ。
・豪ドル・円の取引レンジ:91円39銭-92円48銭

■今後のポイント
・5月利下げの思惑後退でリスク選好的な豪ドル買い継続
・リスク回避的な豪ドル売り・米ドル買いは当面縮小へ《MK》

関連記事