2万円到達、小反落で今のところ押し目待ちに押し目なしか/ランチタイムコメント

2015年4月10日 11:59

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記事提供元:フィスコ


*12:01JST 2万円到達、小反落で今のところ押し目待ちに押し目なしか
 日経平均は小幅に反落。16.86円安の19920.86円(出来高概算11億1000万株)で前場の取引を終えた。9日の米国市場は上昇しており、シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円高の20085円となるなか、225先物は2万円に乗せて始まった。日経平均は2万円に乗せられずに始まったが、業績上方修正を発表したファーストリテ<9983>がけん引する格好から、一時20006.00円と15年ぶりに2万円の大台を回復した。
 ただ、その後は目先的な達成感が意識されるなか、幅広い銘柄で利益確定の流れに。セクターでは小売、情報通信、建設、金属などが堅調。半面、海運、医薬品、倉庫運輸、非鉄金属、保険、電力ガスなどが冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>が重石となる一方で、ファーストリテのほか、ソフトバンク<9984>が下支えに。

 日経平均はようやく2万円の大台を回復する局面をみせた。直近の急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されているところであり、その後の利益確定の流れは想定内であろう。また、SQ値が20008.47円となり、僅かではあるが“幻のSQ”となったことも、心理的には利益確定に向かわせているようである。
 ただし、既に2万円に乗せる過程で自動車株などには利益確定の売りが断続的に出ており、需給が大きく買いに傾いているとは考えづらい。利食いが進むことによってより需給妙味が強まってくる可能性もある。押し目狙いのスタンスは強いと考えられ、調整が浅いと上値追いの動きが出てくることも意識しておく必要がありそうだ。また、相対的に出遅れているセクターや銘柄への水準訂正を狙った短期筋の動きも強まりやすいだろう。(村瀬智一)《FA》

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