後場に注目すべき3つのポイント~ファナックやKDDIなどが指数をけん引

2015年4月2日 12:20

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記事提供元:フィスコ


*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~ファナックやKDDIなどが指数をけん引

2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・海外勢の売り圧力低下、年金や投信買いへの期待から底堅く
・ドル・円は119円68銭付近、明日の米国3月の雇用統計を控え動意薄
・メディア<3815>やアドウェイズ<2489>などLINE関連に短期資金

■海外勢の売り圧力低下、年金や投信買いへの期待から底堅く

日経平均は大幅に反発。241.14円高の19275.98円(出来高概算11億1000万株)で前場の取引を終えている。1日の米国市場では、3月ADP雇用統計やISM製造業景況指数が市場予想を下回ったことから、終日軟調な展開だった。手掛けづらい環境ではあったが、日経平均は前日までの調整で一時19000円を割り込んだこともあり、自律反発の流れとなった。

19100円を回復して始まった日経平均は、その後もじりじりと上げ幅を広げる展開となり、早い段階で25日線をクリア。抵抗線を無難にクリアしたこともあり、押し目買いの動きが強まっている。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに2ケタの上昇。セクターでは、ゴム製品、陸運、その他金融、銀行が2%の上昇。一方で、空運、鉄鋼、鉱業が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、KDDI<9433>、電通<4324>、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>などがけん引。マイナス面ではオリンパス<7733>の下げが重石に。

日経平均は自律反発から25日線をクリアしてきている。25日線が心理的な抵抗になるかとみていたが、これをあっさりクリアしてきたため、押し目買い意欲の強さが窺える格好。欧米市場では週末に聖金曜日の祝日を控えており、海外勢のフローは減少するとみられているが、これが売り圧力の低下につながった格好か。

一方で、日本郵政は2015年度からの中期経営計画を発表。傘下のゆうちょ銀行は17年度に外国債券や株式への投資を現状より3割多い60兆円とし運用収益を増やす計画が伝えられている。新年度入りに伴う年金資金流入への期待なども再燃する状況のようだ。やや先物主導によるインデックス買いが押し上げているようである。明日には野村の投信設定も控えているため、下値の堅さは意識されそうだ。短期的なショートカバーも意識されよう。

■ドル・円は119円68銭付近、明日の米国3月の雇用統計を控え動意薄

ドル・円は119円68銭付近で推移。ドル・円は、明日の米国3月の雇用統計を控えて動意に乏しい展開。ユーロ・ドルは、1.0750ドルから1.0773ドルで推移。ギリシャ債務問題への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、128円65銭から128円82銭で推移。

12時19分時点のドル・円は119円68銭、ユーロ・円は128円90銭、ポンド・円は177円57銭、豪ドル・円は90円64銭で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均は自律反発の動き、ファナック<6954>やKDDI<9433>などがけん引
・メディア<3815>やアドウェイズ<2489>などLINE関連に短期資金
・年金資金流入への期待感が再燃、下値の堅さを意識へ

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

12:45 10年国債入札の結果発表《KO》

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