米雇用統計通過後の19000円乗せに備えるか/東京株オープニングコメント

2015年3月6日 08:22

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記事提供元:フィスコ


*08:23JST 米雇用統計通過後の19000円乗せに備えるか
 6日の東京市場は買い先行の相場展開になりそうである。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は5日、量的緩和としての国債買い入れを今月9日に開始すると発表した。これを受けた欧州市場は軒並み上昇し、米国市場も連れ高となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の18855円となり、円相場は1ドル120円台に乗せている。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、足下で調整基調をみせていた日経平均は、週初につけている高値圏を捉えてくる可能性がありそうだ。直近上値の重しとなりつつあった5日移動平均線をクリアしてくることで、昨年来高値を更新してくる可能性も意識されよう。

 一方で、6日に予定される米雇用統計の発表に対する警戒感が高まりやすい面はありそうだ。いったんこう着ともなれば、週末要因として積極的な売買が手控えられる可能性はある。とはいえ、日経平均は節目の19000円を射程に入れ、米雇用統計の内容次第では週明けにも節目を超えてくる可能性がある。来週末には先物・オプション特別清算指数算出(SQ)を控えていることもあり、ショートカバー的な流れが強まることも。

 物色の流れとしては先物主導によるインデックスに絡んだ売買により、主力銘柄がけん引する格好か。ファミリーマート<8028>とユニーGHD<8270>との統合交渉報道を受けて、小売セクターの再編機運の高まりなども材料視されそうだ。なお、米アップルは、タブレット端末「iPad」の大型スクリーンモデルについて、量産開始の延期をサプライヤーに伝えたと報じられており、アップル関連への重しになるか。《TN》

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