大幸薬品 第3四半期は対売上高利益率が改善、感染管理事業が回復

2015年2月16日 08:48

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記事提供元:フィスコ


*08:49JST 大幸薬品---第3四半期は対売上高利益率が改善、感染管理事業が回復
クレベリンの大幸薬品<4574>は12日、第3四半期累計(2014年4-12月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比8.1%減の72.07億円、営業利益が同3.4%減の25.28億円、経常利益が同1.0%増の27.43億円、純利益が同5.9%減の18.04億円となった。減収減益となったが、対売上高利益率は各項目において改善した。

売上面において、医薬品事業は前年同期並みだったものの、感染管理事業が前年同期比で減少したことが影響した。なお、感染管理事業では、累計ベースでは減収だったが、第3四半期ベースでは前年同期を上回るなど回復している。利益面では、医薬品事業における広告宣伝費及び販売促進費の強化と、感染管理事業における人員増強による研究開発費の増加が影響した。

5日に通期業績予想の上方修正を発表しており、それに沿った業績推移とみられる。期末に向けて、医薬品事業については引続いて海外向けの増加、また、感染管理事業ついては返品を若干保守的に見込んでいるようだ。なお、昨年12月に発表のとおり、建設中の新工場については、投資予定額を約51億円から約61億円に変更するほか、感染管理事業の稼働時期を2016年度から2015年度へ前倒しを見込んでいる。

通期業績予想は5日に上方修正した計画の通り。売上高が前期比10.5%減の89.00億円、営業利益が同15.1%減の22.00億円、経常利益が同12.4%減の23.50億円、純利益が同14.1%減の15.00億円としている。

同社は、「正露丸」「セイロガン糖衣A」を中心とする医薬品事業と、空間除菌剤「クレベリン」シリーズを中心とした感染管理事業を展開している。《AK》

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