サイバーセキュリティに万全を期す 安倍首相

2015年2月12日 11:34

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 安倍晋三総理はサイバーセキュリティ戦略本部の初会合で「2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会の成功にはサイバーセキュリティの確保が必要不可欠。我が国のサイバーセキュリティに万全を期したい」とサイバー空間の安全に万全を期すとした。

 安倍総理は「サイバー空間における安全の確保は成長戦略を実現するためにも必要不可欠な基盤」としたうえで「最近の米国の映画配給会社や韓国の重要インフラに対するサイバー攻撃に見られるように、サイバー空間における脅威はますます深刻化している。サイバー攻撃への対応は国家の安全保障・危機管理上の重要な課題」とし、戦略本部が司令塔としての役割を十分に果たすよう期待した。

 また安倍総理は「我が国のサイバーセキュリティを抜本的に強化するためサイバーセキュリティ基本法が成立した。基本法によって、関係行政機関の施策を評価し、資料の提出を求めるなどの権限が付与された、名実ともに、我が国のサイバーセキュリティ分野の司令塔となるべき存在だ」と戦略本部が実効をあげるよう求めた。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
サイバーセキュリティに関心をと菅官房長官
内閣サイバーセキュリティセンター発足
セキュリティ基本法も成立 拡大するサイバー攻撃の脅威
官民一体で進むサイバーテロ対策 日本マイクロソフトが警視庁に技術提供
サイバーセキュリティの日で菅官房長官呼びかけ

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事