フォーカスシステムズは増収増益と計画通りのペースで推移、売られ過ぎの感も

2015年2月9日 09:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 フォーカスシステムズ <4662> (JQS)は、6日の場中に今期15年3月期第3四半期業績を発表した。業績は増収増益であったものの、株価は前日比35円安の903円で引けた。下げた要因の一つは、進捗率が低かったことが挙げられる。しかし、同社の場合は、年度末にプロジェクトが完了する例が多いことから、売られ過ぎの感が強い。

 第3四半期累計期間の業績は、売上高108億76百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益5億35百万円(同11.2%増)、経常利益4億96百万円(同7.2%増)、純利益3億13百万円(同25.0%増)であった。

 同社の事業は、公共関連事業、民間関連事業、セキュリティ機器関連事業の3事業に分けられる。経営戦略として、それぞれで異なる事業環境・得意分野を念頭に、組織間の連携強化、成長分野・商材・部門への資源の優先投下、環境変化への対応、そして人材育成と営業活動の強化に努めている。

 業績に関しては、全てのセグメントにおいて、計画通り順調に推移しているが、特に「公共関連事業」においては、前年第4四半期より回復傾向が顕著となり、売上・利益とも伸びている。

 今期15年3月期通期業績予想は、売上高145億円(同2.5%増)、営業利益9億円(同1.4%増)、経常利益8億50百万円(同0.0%増)、純利益5億円(同9.7%増)を見込んでいる。

 アベノミクスの影響もあり、企業がIT投資に積極的になってきていることで、一次の業績不振から脱し、収益の回復が継続している。また、株価も上昇トレンドに乗り、昨年9月29日には一時4桁を回復した。6日の株価903円は、指標面で見ると予想PER12.5倍、配当利回り2.2%、PBR(実績)1.04倍となっている。

 週足チャートを見ると、26週移動平均線を突破し、上伸していることから、好業績を支援に最高値1210円を意識した動きが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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