買い一巡後はこう着、金融セクターの動向に注目/東京株オープニングコメント

2015年2月6日 08:31

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記事提供元:フィスコ


*08:31JST 買い一巡後はこう着、金融セクターの動向に注目
 6日の東京市場は上昇が見込まれる。5日の米国市場では週間新規失業保険申請件数が予想より少なく、明日発表の1月雇用統計への期待が広がり終日堅調推移となった。原油相場が上昇したことや、欧州中央銀行(ECB)がギリシャ中銀への緊急流動性支援(ELA)の拡大を承認するとの報道などが材料視された。

 シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円高の17730円となり、先物主導によるインデックス買いが先行する格好から、前日の下落部分を吸収してきそうだ。ただし、買い一巡後は引き続きこう着感の強い相場展開か。米国では雇用統計への期待が高まったが、これを見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすいだろう。日経平均は足元でもち合いが続いているが、この17400-17850円辺りでのレンジ推移が続くことになりそうだ。

 また、本日は決算ピークになり、400社程度の発表が予定されている。結果を見極めたいムードとなる半面、調整が続いていた銘柄などへは悪材料出尽くしを意識した先回り的な買いなどが向かいやすいだろう。また、決算結果によって過剰に反応をみせている状況も目立っている。資金の逃げ足も速く、特に中小型株への物色には慎重さが必要か。

 そのほか、足元で金融セクターを見直す動きが見られてきている。リバランスの流れともみられるが、ギリシャへの警戒なども後退していることもあり、注目したいセクターであろう。《TN》

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