下へのバイアス強まる、短期資金は個別材料株にとどまる/後場の投資戦略

2015年1月16日 12:12

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;16628.06;-480.64TOPIX;1344.96;-31.64

[後場の投資戦略]

 先物市場では現物の前引け後に16560円辺りまで下げ幅を拡大させている。日銀によるETF買入れが期待されるものの、下へのバイアスが強まっている状況下では、下支えとしても期待しづらいところか。
 物色は中小型株を中心とした個別材料株にとどまっており、材料等が出ている銘柄には短期資金が集中しやすいようである。ただし、これについても大引けにかけてのポジション調整が意識されやすく、資金の逃げ足には注意しておきたいところ。
 また、下へのバイアスが強まるなか、既に売り込まれていた銘柄などには底堅さが意識されてきており、見直しを意識したスタンスにも。(村瀬智一)《FA》

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