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後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクなど指数寄与度の高い銘柄が牽引
*12:17JST 後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクなど指数寄与度の高い銘柄が牽引
15日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・17000円処でどの程度ショートが積み上がるか
・ドル・円は117円72銭付近、東京株式市場の強含みで堅調推移
・ソフトバンク<9984>やファーストリテ<9983>など指数寄与度の高い銘柄が牽引
■17000円処でどの程度ショートが積み上がるか
日経平均は大幅に反発。245.86円高の17041.82円(出来高概算12億3000万株)で前場の取引を終えている。米国市場ではNYダウが一時300ドルを超す下落から下げ幅を縮めていたほか、原油先物相場の反発により、買い戻しを意識した流れに。シカゴ先物が一時16530円まで下げた後に、清算値は大阪比15円高の16775円だったことも、リバウンドを意識させているようだ。
買い一巡後はこう着が続いていたが、じりじりと下値を切り上げる格好で節目の17000円を捉えると、買戻しを誘う格好から上げ幅を拡大させてきている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。
日経平均は節目の17000円を捉え、5日線やボリンジャーバンドの-1σ、一目均衡表の雲上限などを捉えてきている。これを明確に上放れてくるようだと、売り方の買戻しを誘う流れになりやすいだろう。
ただし、マザーズ指数、ジャスダック平均がマイナス圏で推移するなど、中心は先物主導によるインデックス買いとみられる。東証1部市場の動きが鈍るようだと、再び神経質な展開に向かわせる可能性もある。まずは、このところの売り安心感のなか、17000円処でどの程度ショートポジションが積み上がるかが注目されよう。
■ドル・円は117円72銭付近、東京株式市場の強含みで堅調推移
ドル・円は117円72銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が強含みに推移していることで堅調推移。ユーロ・ドルは、1.1773ドルから1.1790ドルで推移。欧州中央銀行定例理事会やギリシャ議会総選挙への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、138円16銭から138円78銭まで堅調推移。
12時15分時点のドル・円は117円72銭、ユーロ・円は138円69銭、ポンド・円は179円34銭、豪ドル・円は96円39銭付近で推移している。
■後場のチェック銘柄
・原油市況の反発、為替相場の円安傾向で日経平均は買い戻し先行
・ソフトバンク<9984>やファーストリテ<9983>など指数寄与度の高い銘柄が牽引
・主力株の戻りに関心が向かう、後場は先物動向を注視
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
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