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17000円処でどの程度ショートが積み上がるか/ランチタイムコメント
記事提供元:フィスコ
*12:09JST 17000円処でどの程度ショートが積み上がるか
日経平均は大幅に反発。245.86円高の17041.82円(出来高概算12億3000万株)で前場の取引を終えている。米国市場ではNYダウが一時300ドルを超す下落から下げ幅を縮めていたほか、原油先物相場の反発により、買い戻しを意識した流れに。シカゴ先物が一時16530円まで下げた後に、清算値は大阪比15円高の16775円だったことも、リバウンドを意識させているようだ。
買い一巡後はこう着が続いていたが、じりじりと下値を切り上げる格好で節目の17000円を捉えると、買戻しを誘う格好から上げ幅を拡大させてきている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。
日経平均は節目の17000円を捉え、5日線やボリンジャーバンドの-1σ、一目均衡表の雲上限などを捉えてきている。これを明確に上放れてくるようだと、売り方の買戻しを誘う流れになりやすいだろう。
ただし、マザーズ指数、ジャスダック平均がマイナス圏で推移するなど、中心は先物主導によるインデックス買いとみられる。東証1部市場の動きが鈍るようだと、再び神経質な展開に向かわせる可能性もある。まずは、このところの売り安心感のなか、17000円処でどの程度ショートポジションが積み上がるかが注目されよう。(村瀬智一)《FA》
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