マクドナルドHD7日続落、2500円にあと1円、再発で浮上期待は遠のく

2015年1月8日 13:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

日本マクドナルドホールディングス<2702>が下げ止まらない。8日(木)は51円安の2501円と7営業日続落、2500円割れの懸念となっている。

日本マクドナルドホールディングス<2702>が下げ止まらない。8日(木)は51円安の2501円と7営業日続落、2500円割れの懸念となっている。[写真拡大]

 日本マクドナルドホールディングス <2702> (JQS)が下げ止まらない。8日(木)は51円安の2501円と7営業日続落、2500円割れの懸念となっている。

 昨年の中国での期限切れ鶏肉使用問題で業績を悪化させ、今年に入って再び異物混入が相次いで報道されていることから、「業績回復は当面、望めない」(中堅証券)との見方で見切り売りが先行している。

 2014年12月期については、これまで未定としていた業績予想について営業損益において赤字94億円(2013年12月期は利益115億2400万円)、最終損益でも赤字170億円(同51億3800万円の利益)と発表している。

 マーケットでは、2014年の問題は一過性で2015年12月期は急回復するだろうとの期待観測も聞かれたが、今回の再発で赤字からの浮上は難しそうだ。

 「食品株に対する怖さを改めて感じさせられた」と声が聞かれる。

 なお、昨年来高値は昨年6月の2965円。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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