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注目銘柄ダイジェスト(前場):牧野フライス、五洋建設、太陽誘電など
*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):牧野フライス、五洋建設、太陽誘電など
牧野フライス製作所<6135>:923円(前日比+49円)
大幅続伸。足元での想定以上の収益拡大期待が高まる状況になっているようだ。今期営業利益は、会社計画89億円、市場コンセンサス100億円弱に対して、みずほ証券では、従来の110億円から120億円に上方修正している。航空機向けMCなど、収益性が高い分野の売上拡大が業績インパクトを強めてくるとみているようだ。ちなみに、みずほ証券では目標株価を1100円から1300円に引き上げている。
五洋建設<1893>:440円(同+22円)
急伸。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価を380円から480円に引き上げている。海洋土木案件での受注機会増加に加えて、今期中に受注した海外の大型工事案件が業績に顕在化し始めると評価。東京五輪関連の施設整備、東京外郭環状道路の施工に伴って発生する残土処理関連工事、シンガポールのメガポート工事など、得意とする海洋土木工事の潜在的な成長余地は大きいとの従来からの見方をあらためて強調。
太陽誘電<6976>:1481円(同+128円)
急伸。モルガン・スタンレー(MS)が投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に、目標株価を1400円から1800円に引き上げていることが買い材料につながっている。円安・ウォン高は韓国企業と競合する同社などの競争力やシェアを上昇させると指摘。また、同社の業績は村田製<6981>に遅行して改善、第3四半期以降の業績に反映されてくると考えているもよう。
スター精密<7718>:1582円(同+73円)
大幅反発。前日に第3四半期の決算を発表、評価の高まる展開となっている。累計営業利益は前年同期比3倍の38.6億円、9-11月期では15.5億円でも同約2倍と急回復ペースが継続している。会社計画比でも2億円強の上振れとなったもようだ。据え置かれた通期業績には上振れ期待も高まり、配当性向目標などからは増配も期待できるといった見方に。
暁飯島<1997>:153円(同+14円)
急伸。第1四半期(14年9-11月)決算を発表している。営業利益は前年同期比59.5%増の1.20億円だった。工事利益率が計画を上回って推移しているもようで、上期(14年9月-15年2月)業績予想の上方修正を併せて発表。営業利益は従来予想の1.10億円から1.60億円に引き上げられた。業績拡大を好感した買いが先行し、一時162円まで上昇する場面も。
創健社<7413>:167円(同+23円)
大幅続伸。投資有価証券売却益1.06億円を特別利益として計上すると発表したことが材料視されている。資産の効率化や財務体質の向上を目的に、上場株式1銘柄を売却したという。株価は一時180円まで上場し昨年来高値を更新、出来高も大きく膨らんでいる。
リベレステ<8887>:703円(同+26円)
反発。上期(14年6-11月)業績予想の上方修正が好感されている。売上高は従来予想の37.91億円から44.93億円に、営業利益は4.10億円から6.21億円に引き上げられた。開発事業やホテル事業の売上増を主な要因に挙げている。なお、通期業績予想については、昨年12月22日に発表した「星野リゾート 裏磐梯ホテル」の譲渡等の影響も含め現在精査中としている。《KO》
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