米株式:「年初来の下落に対する自律反発でやや強含みか」

2015年1月7日 19:24

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記事提供元:フィスコ


*19:24JST 米株式:「年初来の下落に対する自律反発でやや強含みか」
7日のニューヨーク株式市場は、主要欧州株式市場が強含みに推移していることで自律反発が予想される。

主要欧州株式市場やグローベックスの米株先物は小じっかりに推移しており、自律反発が期待されそうである。ただし、引き続きギリシャのユーロ離脱懸念による欧州市場の動向や原油先物の動向次第の面はあるだろう。


また、7日の米国では週末発表される雇用統計の前哨戦となるADP全米雇用報告の発表が控えており、内容次第ではより慎重姿勢が強まる可能性がある。
さらに、取引終了後にマイクロンテクノロジーが発表した9-11月期決算は、一株利益(調整後)が予想を上回ったものの、売上高は下振れ、時間外取引で下落している。
企業業績に対する慎重見通しなども警戒されやすく、明確な底打ちは期待しづらいところであろう。《MY》

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