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6日の香港市場概況:香港ハンセン指数は下落、欧米株安などを嫌気
記事提供元:フィスコ
*18:55JST 6日の香港市場概況:香港ハンセン指数は下落、欧米株安などを嫌気
6日の香港市場は下落。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比235.91ポイント安(-0.99%)の23485.41ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が215.92ポイント安(-1.77%)の11990.79ポイントとそろって続落した。売買代金は1147億4500万香港ドルに増えている(5日は1117億3200万香港ドル)。
海外動向の不透明感が重し。原油相場が急落したことや、ギリシャのユーロ離脱問題が再燃したことを嫌気し、昨夜の海外株式市場が軒並み下げた流れを継いだ。
指数構成銘柄では、石油関連株株の下げが目立つ。油田掘削サービスの中海油田服務(2883/HK)が5.0%安、石油生産大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が3.2%安、同業の中国石油天然気(857/HK)が2.4%安、石油・化学大手の中国石油化工(386/HK)が1.9%安と値を下げた。原油相場の下落基調を受け、業績が低迷すると不安視されている。
マカオ・カジノ関連もさえない。銀河娯楽集団(27/HK)が4.3%安、金沙中国(1928/HK)が3.5%安と値を下げた。そろって昨年来の安値を更新する流れ。ドイツ銀行が最新リポートで、マカオの2015年カジノ収入見通しを下方修正し、前年比で8%減少すると予測したことなどが売り材料視された。《KO》
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