【編集長の視点】DLEは新キャラクター「パンパカパンツ」の高人気などを手掛かりに急反発

2014年11月28日 10:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ディー・エル・イー(DLE) <3686> (東マ)は、20円高の790円と急反発し、25日移動平均線水準での三角保ち合いからの上放れ気配を強めている。同社の主力キャラクター「秘密結社 鷹の爪」が、紳士服チェーン「AOKI」のキャンペーンに採用されたほか、新規キャラクター「パンパカパンツ」が、日本、台湾でのLINEショップでダウンロード数が、第1位、第2位を占めるなど高人気が続いていることなどを手掛かりに、コンテンツ株買いが再燃している。レンジ予想の今6月期純利益が、上限で連続して過去最高更新と見込まれていることも、側面支援材料となっている。

■今期純利益はレンジ予想の上限で連続の過去最高更新と好調

 同社は、独自コンテンツのコンピュータアニメを制作しており、主力キャラクター「鷹の爪」や地方放送局と共同開発した新キャラクター「パンパカパンツ」などをテコに国内大手クライアントや地方自治体向けなどにマーケティング・サービスを提供し、アプリゲームやスタンプを開発するソーシャル・コミュニケーション事業と、テレビ放映するアニメ番組を制作し舞台公演などに多次元展開するIPクリエーション事業を経営の2本柱としており、スマホ向け15秒動画SNSアプリ「Mechika」や動画コミュニケーションアプリ「ShowMeEx」などの新規プロジェクトも次々に運営・開発している。

 このキャラクターの高人気から、今年10月にはAOKIが「鷹の爪」を紳士服のプロモーションに採用し、「パンパカパンツ」を全世界累計で1700万ロードに達するアラームアプリ「アラーモン」にコンテンツ提供し、同スタンプが、台湾・日本の10月のLINEアニメーションスタンプでそれぞれ第1位、第2位を占めるなど活発な事業推移が続いている。

 業績は、11月14日開示の今6月期第1四半期(1Q)決算が、デジタルコンテンツの開発体制強化などのためプロデューサー、クリエイターの従業員を積極採用する先行投資を継続したことから小幅赤字となったが、6月通期業績は、1Q業績を想定通りとして期初予想を据え置いた。売り上げを22億円~26億2000万円(前期比26.3%増~50.4%増)、経常利益を4億2700万円(同51.0%増~94.7%増)、純利益を2億7100万円~3億5100万円(同12.0%減~13.9%増)とレンジで予想、純利益は、上限予想で連続して過去最高を更新する。

■25日線での三角保ち合いを上放れ権利落ち高値を目指す

 株価は、今年5月15日を基準日とした株式分割(1対3)の権利を落としたあと、権利落ち安値664円から1268円まで90%高し、再度の10月安値691円からはAOKIとのコラボキャンペーンを手掛かりにストップ高して949円と37%高、1Q業績伸び悩みが響いて25日移動平均線水準で下値を再確認、三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。来年1月からBS11(日本BS放送) <9414> (東2)と「ぱんきす!」のテレビアニメ、舞台公演の5次元プロジェクトを始動させることも先取り、保ち合いを上放れ、今年10月以来の1000円台乗せから権利落ち高値奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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