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【木村隆のマーケット&銘柄観察】住友重機械工業は重機械系の受注が伸び、中期的な成長を見込む
住友重機械工業 <6302> は今期の増額修正を機に人気化、11月4日に680円の高値を示現した。その後は見合い場面に移行しているが、いつでも高値を更新できる射程圏に置いている。今2015年3月期の業績はなお増額含みである。そして今期をスタートに中期計画をスタート、中期的な展開力が、高値切り返しへの原動力となりそう。
同社は旧住友財閥の流れをくむ総合重機大手。減速機や建設機械、射出成形機などが主力で、半導体製造装置や医療機器などにも展開している。
上期実績が会社計画を超過し、通期の利益計画が上方修正されたことに加え、重機械系の受注が伸びていることに注目。重機械系の受注拡大は利益水準および安定度の向上にポジティブ。これが株式市場でも評価される可能性が高いと思われる。
スマートフォンなどの需要拡大によりプラスチック機械が当初の見通しよりも拡大。医療機器用極低温冷凍機も好調で、プロダクトミックスが改善している。建設機械は、国内の消費増税の影響や中国などの落ち込みが懸念材料だったが、上期は増収・増益を確保した。油圧ショベルも、北米の伸びなどにより上期は前年同期を上回り、中国向けも回復感を強めている。
環境・プラントでは、CFB(循環流動層)ボイラが注目ポイントだ。企業の自家発電など小規模な発電設備に用いられ、木材や廃タイヤなど様々な燃料を利用することができる点が特徴。国内では再生可能エネルギーの固定価格買取制度によりバイオマス発電向けの需要が高まっている。
中期計画では最終年度の2017年3月期に営業利益525億円(2014年3月期343億円)を目指している。再増額を手掛かりに、もみ合いを上に突き抜ける可能性が強くなってきた。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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