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短期資金は中小型での値幅取りに/ランチタイムコメント
*12:06JST 短期資金は中小型での値幅取りに
日経平均は下落。135.36円安の17165.50円(出来高概算12億4000万株)で前場の取引を終えた。20日の米国市場は上昇し、NYダウ及びS&P500指数は最高値を更新。しかし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の17250円となるなか、3連休前ということもあって利益確定の売りが先行した。その後はこう着感の強い展開となるなか、財務相発言を受けて円高に振れると、先物主導で日経平均も一段安となった。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の6割近くを占めている。セクターでは、石油石炭、空運、水産農林、パルプ紙などがしっかり。一方で、非鉄金属、建設、繊維、機械、小売、電気機器、卸売、輸送用機器などが軟調。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、アステラス薬<4503>、京セラ<6971>などが弱い。
麻生財務相が、足元の円安傾向について「最近の下落スピードはテンポが速すぎる」との発言が伝わると、為替市場では円相場が円高方向に振れた。これを受けて日経平均は17100円割れ寸前まで下げ幅を拡大させている。ただし、このところは寄り付き水準が高値となる傾向にあり、寄り付き後のこう着は想定されていた面もありそうだ。3連休を控えていることから商いも膨らみづらく、指値状況の薄いところをインデックスに絡んだ商いに押された格好だろう。
これにより、後場は日銀のETF買入れが見込まれるため、下値の堅さにつながりそうである。下値の堅さが意識されるようだと、売り方の買い戻しなどから、下げ幅を縮めてくる可能性はありそうだ。そのほか、来週からのJPX400先物の取引開始を前に、現物の手当て買いの動きも一部では出てくることも考えられる。とはいえ、短期資金はマーベラス<7844>、ミクシィ<2121>、OTS<4564>辺りでの値幅取りに向かわせそうだが。(村瀬智一)《FA》
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