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【木村隆のマーケット&銘柄観察】SUMCOはシリコンウウェハーの需要がタイト化
SUMCO <3436> の好業績が高い評価を集めている。11月7日に発表された今2014年12月期第3四半期累計決算は、198億円(前年同期155億円)のの好決算となった。通期については245億円(前期178億円)を見込んでいる。
今期はもとより来期以降の見通しが明るいことが、アナリストの高評価を呼んでいる。レーティングの最上位継続、目標価格の引き上げ相次ぐなど、評価は高まる一方のようだ。
同社は半導体の基板材料となるシリコンウェハーの大手メーカー。主力の300mm口径のウェハーでは信越化学 <4063> と並び、世界トップクラスのシェアを持つ。
スマートフォン市場の成長とパソコン市場の底入れ、データセンターの需要増などを追い風に、ロジック、メモリーなど半導体デバイスの生産が好調に推移したことで、同社の主力製品である300ミリウェハーの生産・出荷が拡大。自動車や産業機器向けの200ミリウェハーも同様に販売を伸ばした。
スマートフォンや自動車向けの需要が順調で、顧客の生産ライン増設などが相次いでいる。ウェハーの需要が今後も拡大する一方、ウェハーメーカー側の生産能力増強計画はないため、2015年以降、一段と需給がタイト化すると見られている。現在の需給動向をみれば、製品価格の引き上げも期待されるところ。
アナリスト筋は来期の営業利益は347億円へ大幅続伸するとの見方を強めている。何よりも業界全体の見通しが明るく、その中で同社の収益も好調持続の方向が予想される。株価は高値圏で強い動きを継続しており、新展開への期待が高まろう。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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