概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は反発、ロシア中銀が「ルーブルの許容変動幅を撤廃し、変動制にする」と発表

2014年11月11日 10:34

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記事提供元:フィスコ


*10:34JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は反発、ロシア中銀が「ルーブルの許容変動幅を撤廃し、変動制にする」と発表
【ブラジル】ボベスパ指数 52725.38 -0.93%
10日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比497.47ポイント安(-0.93%)の52725.38で取引を終えた。53829.63から一時52716.20まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは22、値下がりは46、変わらず2であった。

この日は個別株の下落が、指数の下落を引っ張る展開になった。航空機大手のエンブラエル(EMBR3)が、アズール航空からのジェット機受注(18.7億ドル相当)に解約の懸念が浮上したことから下落し、ボベスパ指数の下落を主導した。

【ロシア】MICEX指数 1515.36 +1.22%
10日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比18.25ポイント高(+1.22%)の1515.36で取引を終了した。1518.71まで上昇後、いったん1498.59まで下落したが、再び買いが盛り返す展開になった。指数構成銘柄での値上がりは35、値下がりは13、変わらず2であった。

ロシア中銀が10日、「ルーブルの許容変動幅を撤廃し、変動制にする」と発表(移行は来年1月からの見通し)。ナビウリナ総裁が「投機的な動きを標的に外為市場に介入する」、「ルーブルの流動性を制限する」と述べ、ルーブルが急回復したことで、米ドル建てのロシアRTS指数が前日比3.75%上昇し、MICEX指数も連れ高になったとの見方。また、ロシア株式市場の取引時間中、ブレント原油が上昇していたことも株高につながった。

【インド】SENSEX指数 27874.73 +0.02%
10日のインドSENSEX指数は小反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比6.10ポイント高(+0.02%)の27874.73、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.09%(7.25ポイント)高の8344.25で取引を終えた。

中盤に利益確定売りに押されたが、終盤にプラス圏を回復した。10月の消費者物価指数(CPI)などが今週に集中するため、積極的な買いも手控えられた。また、利下げ期待の後退も指数の足かせに。経済協力開発機構(OECD)は最新リポートで、インド準備銀行(中央銀行)に対し、利下げを当面控えるよう助言した。インドのインフレ率が引き続き高い水準を維持していることが理由として挙げられた。OECDは、輸入コストや食品価格、給与などの上昇確率が高いため、原油安などで一時鈍化しているインフレ率が再び加速する可能性があると警告した。

【中国本土】上海総合指数 2473.67 +2.30%
10日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比55.50ポイント高(+2.30%)の2473.67ポイントと反発した。終値ベースでは、約3年ぶりの高値水準に達している。

上海と香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)解禁が刺激材料。中国証券監督管理委員会と香港証券先物委員会が本日の取引前に、「相互乗り入れ」が17日に開始されると発表した。香港を経由し、ホットマネーが本土に流入するとの思惑が強まっている。《FA》

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