概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は続伸、ロシア中銀の為替介入に関する表明で

2014年11月6日 10:12

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記事提供元:フィスコ


*10:12JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は続伸、ロシア中銀の為替介入に関する表明で
【ブラジル】ボベスパ指数 53698.42 -1.26%
5日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比685.17ポイント安(-1.26%)の53698.42で取引を終えた。54383.59から一時53588.79まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは16、値下がりは51、変わらず1であった。

この日も一部の個別株の下落が、指数の下落を引っ張るような展開になった。石油ガス大手のペトロブラス(PETR3)が、ガソリン価格を引き上げるかどうかまだ決定していない、とのコメントを発表。また、銀行大手のブラジル銀行(BBAS3)が、貸し倒れ発生率の上昇を明らかにしたことで、それぞれ売りが強まった。

【ロシア】MICEX指数 1495.26 +0.27%
5日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比4.07ポイント高(+0.27%)の1495.26で取引を終了した。1471.29まで下落した後、1496.04まで上昇した。

ブレント原油価格が下落していたことや、メルケル独首相が対ロシア制裁の解除の可能性を否定したことが、売り材料になった。一方、ウクライナから延滞ガス代金の第一回支払いが行われたこと。また、ロシア中銀が「為替介入を1日当たり3.5億ドルに制限する」と表明し、通貨ルーブル安が進行、輸出企業の株が買われたことなどが、MICEX指数の反発につながった。

【インド】SENSEX指数 27915.88 +0.20%
5日のインドSENSEX指数は小幅上昇。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比55.50ポイント高(+0.20%)の27915.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同14.15ポイント高(+0.17%)の8338.30で取引を終えた。

中盤に利益確定売りに押される場面もあったが、その後は買い戻された。政府が12月までに石炭鉱区(74カ所)開発権の競争入札を実施する方針を示したことが支援材料。インド最高裁判所が今年9月に1993年以降に割り当てられた204カ所の石炭鉱区を違法だと判断したことが背景にある。政府はその後、石炭鉱区の割当条例を新たに発表。競争入札にかけられる74の鉱区のうち、42カ所は稼動している鉱区で、32カ所は近く稼動される見通しだ。

【中国本土】上海総合指数 2419.25 -0.47%
5日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比11.42ポイント安(-0.47%)の2419.25ポイントと小幅ながら7日ぶりに反落した。

利食い売りが優勢。指数は昨日まで6日続伸し、連日で年初来高値を切り上げたため(約1年9カ月ぶりの高値水準を回復)、短期的な過熱感が強まった。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国の李克強・首相が3日開催した座談会で、意見を聴取したエコノミストや企業経営者のなかに、多数の景気刺激策推進派がいた模様と報じられるなど、根強い政策期待が相場を下支えした。《FA》

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