欧米為替見通し:1929年10月24日の“トラウマ”

2014年10月24日 17:20

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記事提供元:フィスコ


*17:20JST 欧米為替見通し:1929年10月24日の“トラウマ”

本日24日の欧米市場のドル・円は、ニューヨーク市の医師がエボラ出血熱陽性と診断されたことを受けたニューヨーク株式市場の下落懸念から、上げ渋る展開が予想される。

85年前の1929年10月24日、ニューヨーク株式市場は、「暗黒の木曜日」と命名された暴落に襲われた。

本日のニューヨーク株式市場は、カナダ連邦議事堂でのイスラム国に関連した銃乱射事件を受けたテロの波及懸念、エボラ出血熱の感染拡大懸念、連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和第3弾(QE3)終了観測などから、下落リスクが警戒されている。

ドル・円は、28-29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和第3弾(QE3)が終了することが見込まれていること、31日の日本銀行金融政策決定会合、「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)で、追加緩和が言及されるとの思惑などから、強含みに推移している。

テクニカル分析では、攻防の分岐点である108円70銭を上抜けた場合、上昇トレンドが確認されるものの、現状は、綾戻しの可能性が払拭できないことで、本日のニューヨーク株式市場の動向に警戒する展開となる。

【今日の欧米市場の予定】

18:00 ユーロ圏政府債務(4-6月期)
17:30 英・7-9月期国内総生産速報値(前年比予想:+3.0%、4-6月期:+3.2%)
21:30 ブラジル・9月経常収支(予想:-70億ドル、8月:-54.89億ドル)
23:00 米・9月新築住宅販売件数(予想:47万戸、8月:50.4万戸)

欧州連合(EU)首脳会議(ブリュッセル)《KO》

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