買い一巡後は個人主体の中小型株物色にシフトか/東京株オープニングコメント

2014年10月24日 08:10

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記事提供元:フィスコ


*08:10JST 買い一巡後は個人主体の中小型株物色にシフトか
 24日の東京市場は買い先行の相場展開になろう。23日の米国市場は、ユーロ圏や米国の経済指標が軒並み改善したことを受けて、世界景気の減速懸念が後退し、NYダウは一時300ドルを超す上昇となる局面もみられた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円高の15365円となる中、日経平均はこれにサヤ寄せする格好からのギャップ・アップが予想される。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から裁定買いが入ることで、幅広い銘柄が買われる展開となろう。また、円相場は1ドル108円台前半と円安に振れていることも、買い安心感につながりそうである。ただし、足元で出来高が減少傾向にあることで買い一巡後はこう着感が強まる可能性があるため、見極めが必要。また、来週から決算発表が本格化する。日立<6501>など上方修正発表企業への関心が集まる半面、発表を控えて様子見姿勢も強まりやすいと考えられる。

 そのため、インデックスに絡んだ商いから主力大型株主導で上昇した後は、次第に個人主体の低位材料株や新興市場の中小型株での短期的な値幅取り狙いにシフトしそうである。このところのIPO好調によって個人の投資余力は拡大しており、直近IPO銘柄などへの再投資も意識されやすいと考えられる。

 昨日はゲームやバイオ株などが物色対象として目立つ格好だったが、この流れは続きそうである。一方、米アマゾンが発表した決算は予想を下回り、時間外取引で下落している。そのため、ネット関連の一角などは手掛けづらくなりそうである。そのほか、コマツ<6301>は自動で整地や掘削作業ができる油圧ショベルを日米欧市場に投入すると伝えられる中、自動運転のテーマ物色が意識されそうだ。《TN》

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