本格化する決算を前に、より業績を意識した流れに/東京株オープニングコメント

2014年10月23日 08:29

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記事提供元:フィスコ


*08:29JST 本格化する決算を前に、より業績を意識した流れに
 23日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。22日の米国市場では、NYダウ、ナスダックともに下落。前日の急反発を受けた利益確定に加え、カナダでの銃乱射事件が報じられ、テロへの懸念からリスク回避の流れに。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の15110円となり、この流れを受けて利益確定の売りが先行することになりそうである。

 日経平均は今週に入り、一段とボラティリティの大きい相場展開となっている。20日が578円高、21日が306円安、22日が391円高であるが、東証1部の売買代金は2兆円を若干超えた程度である。22日の上昇については、先物市場でまとまった買いが入ったことをキッカケに上げ幅を拡大。大引けにかけて断続的なインデックス買いが日経平均を押し上げる格好となった。

 昨日の上昇で日経平均は10月14日に空けたマド(15100-15200円レベル)をほぼ埋めてきている。26週線なども捉えてきており、トレンドとしてはリバウンドを試す展開が期待されてきている。しかし、薄商いのなか先物主導で動いている状況であり、方向感は掴みづらい。米株安の流れから売りが先行したとしても、インデックス売買によってその後の方向性が決まりそうだ。

 物色の流れとしては今後本格化する決算を前に、より業績を意識した流れに。建設株は再開発や五輪需要を背景に上方修正が目立っており、資金流入が続きそうだ。また、相場全体にリバウンド機運が高まるなか、売り込まれていた低位材料株などには、短期筋の水準訂正を狙った資金が集中しやすい。そのほか、訪日外国人客数が足元では1000万人を超えた可能性が高いと伝えられている。消費関連などへの物色も意識されそうだ。《FA》

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