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【木村隆のマーケット&銘柄観察】ユニオンツールは来11月期の増益幅が広がる
ユニオンツール <6278> は好業績買いの動きが再燃の可能性が強い。株価的にはひとまず今期の業績好調を織り込んだ形だが、来期も予想以上に業績が好調で、見直しの動きが発生する可能性が強い。
同社は切削工具メーカーで、中でも主力製品の電子回路基板用超硬ドリル(PCB)は、国内外でトップシェアを誇る。PCBドリルとは、パソコンや携帯電話といった電子機器製品に内蔵されている電子回路基板、その基板の製造工程で必要不可欠な工具となる。
多機能小型化する電子機器製品にあわせ、PCBドリルもより細いものが求められているが、同社では髪の毛ほど細いドリルが量産可能であり、ますますその需要を増やしている。今2014年11月期の業績は会社側見通しの営業利益28億円を小幅に上回る29億円(前期比50%増)の達成が有力だ。
PCBドリル事業では、主要顧客のエレクトロニクス業界における需要はここ数年低迷気味だったが、2015年中にWindows10が発売される見込みであり、パソコン関連の需要がやや高まる予想。中国における需要の拡大や製品機能の向上などを背景に、スマートフォン用の電子部品向けの需要も堅調な推移が続くと見込まれる。自動車関連の需要も、自動ブレーキ機能やアラウンドビューモニターの搭載などで電子部品の搭載量が増えていることもあり、増加基調が続くとみられる。さらに携帯電話の基地局など通信分野のインフラ関連の需要、工場の自動化ニーズの高まりを背景としたFA関連の需要なども堅調な推移が続くと予想。
このため、来期の業績は営業利益35億円(今期29億円)と増益幅が広がる見通しが強まっている。今期の増益を改めて評価の可能性が強い。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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