日経平均テクニカル:MACDは8月安値時の水準に低下、ボトム形成意識も

2014年10月9日 18:45

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記事提供元:フィスコ


*18:45JST 日経平均テクニカル:MACDは8月安値時の水準に低下、ボトム形成意識も

日経平均は大幅に3日続落で15500円を割り込んでしまっている。ギャップ・アップで始まり、一時15700円を回復する局面もみられたが、下降する5日線が引き続き上値抵抗として機能している。ボリンジャーバンドでは明確に-1σを上放れることができず、結局は-2σに接近している。バンドが下向に変わってきており、バンドに沿った調整が警戒されてくる。一目均衡表では雲上限に接近しているほか、遅行スパンは下方転換シグナルを発生させた。新値足は陰線が3本つながったが、長い陰線を考慮すると、もう一段の調整があった方が、その後の陽転へのハードルが下がる。週足では、支持線として機能している13週線を割り込んでおり、週末の終値で回復できるかが注目されるところ。MACDは一気に-160まで下がり、8月安値と同水準まで下げている。そろそろボトム形成が意識されてくる。《KO》

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