日本株見通し:買い一巡後のこう着がコンセンサス、物色は中小型株中心か

2014年10月9日 08:19

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記事提供元:フィスコ


*08:21JST 日本株見通し:買い一巡後のこう着がコンセンサス、物色は中小型株中心か

9日の東京市場は反発が見込まれる。8日の米国市場は、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で早期利上げ懸念が後退し、NYダウは270ドルを超す大幅な上昇をみせた。これを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の15695円となり、この流れを引き継ぐ格好から買いが先行しよう。

また、米アルミ大手アルコア が8日発表した第3四半期決算は、精錬所の閉鎖などの費用計上にもかかわらず、アルミニウム価格の上昇などが追い風となり、増収増益となった。時間外で一段高となっていることから、今後本格化する米決算への期待にもつながりそうである。

ただし、シカゴ先物水準では5日線が位置しており、9月末以降の調整局面において、この5日線が上値抵抗として機能している。25日線も上値抵抗となるなか、テクニカル的には上値追いは慎重になろう。また、引け後に決算を控えているファーストリテ<9983>の動向にも関心が集まりやすい。指数インパクトが大きいこともあり、明日のオプションSQへの影響も意識されそうだ。

そのため、買い一巡後はこう着感に強い相場展開のなか、次第に低位材料株や中小型株での個人主体による値幅取り狙いの商いが中心になりそうだ。8日の動きをみても、主要銘柄が総じて軟調ななか、直近IPOのFFRI<3692>がストップ高をつけたほか、ミクシィ<2121>、コロプラ<3668>などゲーム関連の一角が動意をみせるなど、個人主体の需給環境はそれ程悪くないように窺える。すかいらーく<3197>が本日上場するが、利食い資金が中小型株に向かわせそうだ。《FA》

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