テーマ性のある銘柄や値動きの軽い中小型株での短期的な値幅取り狙い/後場の投資戦略

2014年10月8日 12:11

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;15552.26;-231.57TOPIX;1271.78;-19.11

[後場の投資戦略]

 日経平均はギャップ・ダウンで始まり、直近安値を下回っている。週足では15610円辺りに位置する13週線を割り込んで推移しており、この水準での踏ん張りをみせたいところ。現状ではイレギュラーの範囲内であり、週末終値で上回ることができれば、13週線が支持線として機能しているこれまでのトレンドが継続との見方に。
 後場は日銀によるETF買い入れが期待されるため、下値の堅さは意識されてくる可能性はある。ただし、ソフトバンク<9984>など指数インパクトの大きい銘柄の弱さや、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、富士重<7270>など自動車株の弱さをみる限り、戻り基調が強まるとは考えづらい。そのため、先物や為替を睨みつつ、テーマ性のある銘柄や値動きの軽い中小型株での短期的な値幅取り狙いが中心になりそうだ。
 とはいえ、イレギュラー的な価格がつきやすいため、連鎖安をみせている好業績銘柄などには、押し目拾いのスタンスを取りたいところである。(村瀬智一)《FA》

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