13週線割れなら-2σを覚悟か/日経225・本日の想定レンジ

2014年10月8日 08:07

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:07JST 13週線割れなら-2σを覚悟か
[本日の想定レンジ]
 7日のNY市場は大幅に下落。国際通貨基金(IMF)が世界経済の成長見通しを引き下げたことや、8月の独鉱工業生産が前月比4%減と、2009年1月以来5年半ぶりの大幅な落ち込みとなったことが嫌気された。ダウ平均は272.52ドル安の16719.39、ナスダックは69.60ポイント安の4385.20。シカゴ日経225先物清算値は大阪比300円安の15520円。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からのギャップ・ダウンとなろうが、これにより直近安値を下回ってくることになりそうだ。これにより、支持線として意識されている13週線(15610円辺り)を割り込んでくる可能性があり、神経質な相場展開になりそうである。円相場は1ドル107円台後半で推移しており、輸出関連などへは売り仕掛け的な動きもありそうか。
 ボリンジャーバンドでは-1σを割り込んでくる可能性があり、15430円辺りに位置している-2σ辺りまでは警戒しておく必要も。ただ、13週線近辺での踏ん張りがみられるようだと、ショートカバーにつながる可能性もある。売り一巡後、若干の切り返しの後の売り仕掛けを見極めたい。15430-15650円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 15650円−下限 15430円《TM》

関連記事