緩和メリットセクターへのカバー狙いか/後場の投資戦略

2014年10月7日 12:00

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;15897.31;+6.36TOPIX;1302.26;+5.86

[後場の投資戦略]

 黒田総裁が参院予算委員会で、円安は全体としてプラスとの見解を示した。これがきっかけとなり、円相場は朝方の108円80銭レベルから、109円20銭近辺まで円安に振れている。日銀が2%物価目標「2年」で達成の修正を検討、との報道も伝えられるなか、追加緩和政策への期待感につながっている。セクターをみても、保険が上昇率トップなほか、足元で弱い値動きをみせていた不動産も上昇するなど、緩和メリットが上位となっている。
 結果的には決定会合の結果のほか、黒田総裁の会見内容を見極める必要がありそうだが、現状維持がコンセンサスな中で、サプライズ緩和も意識させよう。足元の調整でショートポジションが積み上がりやすい需給状況でもあり、直近で売り込まれていた緩和メリットセクターへは、カバーが入りやすそうだ。また、インデックスに絡んだ商いが中心になりやすく、大型株主導に。個人主体の中小型株は、選別色が強まろう。(村瀬智一)《FA》

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