英ポンド週間見通し:金融政策決定会合での買入枠減額を警戒

2014年10月4日 16:01

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記事提供元:フィスコ


*16:03JST 英ポンド週間見通し:金融政策決定会合での買入枠減額を警戒

■ポンド弱含み、イングランド銀行の早期利上げ観測後退で

先週のポンド・円は、イングランド銀行(英中央銀行)の早期利上げ観測が後退したこと、イギリス議会でイスラム国に対する空爆が承認されたことで、178円19銭から174円32銭まで下落した。しかし、英国の4-6月期国内総生産(GDP)確報値が前期比+0.9%となり、改定値の前期比+0.8%から上方修正されたことでポンドの下値は限定的だった。取引レンジは174円32銭-178円19銭。

■英国の景況感と英中央銀行金融政策決定会合に要注目

今週のポンド・円は、英国の景況感を見極めつつ、イングランド銀行(英中央銀行)金融政策決定会合での資産買入枠(3750億ポンド)が減額される可能性に警戒することになる。ウクライナ情勢では、ロシアが資産凍結を実施した場合、ロシアのオリガルヒ(新興財閥)による英国からの資金引き揚げ懸念が高まることで、ポンド売り要因となる。中東情勢では、イスラム国への空爆が承認されたことで、テロの可能性に警戒することになる。

○発表予定の主要経済指標・注目イベント
・7日:8月鉱工業生産
・9日:イングランド銀行(英中央銀行)金融政策決定会合
・10日:8月商品貿易収支

予想レンジ: 173円00銭-178円00銭《TN》

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