今日の為替市場ポイント:米9月雇用統計の内容を見極めへ

2014年10月3日 08:32

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記事提供元:フィスコ


*08:35JST 今日の為替市場ポイント:米9月雇用統計の内容を見極めへ

昨日2日のドル・円相場は、東京市場では109円12銭から108円55銭まで下落。欧米市場では一時108円01銭まで続落し、108円43銭で取引を終えた。

本日3日のドル・円は、108円台で推移か。リスク回避的な円買いは一巡した可能性があるが、日本時間夜に発表される米9月雇用統計の内容を見極める必要があるため、リスク選好的なドル買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

2日の欧米市場でドル・円は一時108円01銭まで下落した。自民党内部から円安進行を懸念する声が聞かれており、リスク選好的な円売りは縮小しているようだ。円安によって原材料の輸入価格は上昇しているが、中小の製造業の多くは輸入コストが増加しても販売価格に転嫁することは難しいようだ。

日銀による追加緩和への思惑は消えていないが、追加緩和によって円安が進行した場合、輸入価格はさらに上昇し、個人消費にも影響を与えるとの見方が出ている。9月30日に発表された8月家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は実質で前年同月比-4.7%だった。株高でも消費支出は増えていないことから、7-9月期の国内総生産(GDP)の急回復は期待できないとの声が聞かれている。《KO》

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