【編集長の視点】リアルワールドは最安値から急反発、独自ビジネスモデルを再評価して直近IPO株人気が再燃

2014年9月24日 09:48

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  リアルワールド <3691> (東マ)は、80円安の3170円と3営業日続落して始まったあと、160円高の3410円と切り返し、休日前の22日ザラ場につけた上場来安値3165円から底上げしている。同社株は、今年9月18日に公開価格2530円で新規株式公開(IPO)され、4505円で初値をつけて上場来高値4565円まで買い進まれ、全般相場が、輸出主力株へシフトしたことも響き最安値まで3割安した。きょう24日は、その輸出主力株が、利益確定売りに押されていることもあり、同社の国内トップとして展開するネットポイントサービスなどの独自ビジネスモデルを再評価して直近IPO株人気を再燃させ、下げ過ぎ訂正期待の買い物が膨らんでいる。9月29日に召集される臨時国会の目玉政策として、安倍晋三首相が、「女性が輝く社会実現」の新成長戦略を加速させることも、同社の育児中の主婦などに在宅ワークを紹介するクラウドソーシング事業に関連人気が高まることを期待させている。

■ネットを通じた新たな雇用創出、労働弱者支援で社会貢献

  同社は、インターネット上で国内トップのポイントチェンジサービスを展開しているほか、個人に仕事を発注するクラウドソーシング事業を経営の柱としており、総会員数は今年6月現在で870万人に達している。クラウドソーシング事業では、企業から受注したデータ入力や文章作成を同社独自のノウハウで細分化・単純化(マイクロタスク化)して育児中の主婦やシニア層、介護などで時間が制限される一般ユーザー向けに働きたい時間に1件当たり数秒から数分の作業として紹介、新たな雇用創出や労働弱者支援で社会貢献を実現している。

  業績も、前2013年9月期にパソコンからスマートフォン向けを強化するデバイス改革の先行投資を実施したことで伸び悩んだが、今2014年9月期から収益拡大期に突入し、売り上げ27億7600万円(前期比34.4%増)、経常利益1億8800万円(同5.22倍)、純利益1億1000万円(前期は200万円の黒字)とV字回復を見込んでいる。

■臨時国会での「女性活躍推進」論議の活発化も関連人気を拡大

  株価は、IT(情報技術)関連の好望IPO株として上場初日、2日と公開株式数を7割も上回る大商いとなって上場来高値まで公開価格比8割高と高人気化し、高値から3割安とIPO後の地相場を模索してきた。臨時国会で安倍首相が重点政策として掲げる「女性活躍推進」の議論活発化にも関連して直近IPO株人気を再燃させ下げ過ぎ訂正に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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