凸版印刷、油染み出し約1割減の中食・惣菜製品向け耐油性紙容器を開発

2014年9月16日 20:27

小

中

大

印刷

凸版印刷が開発した中食・惣菜製品向けの耐油性紙容器のサンプル(同社発表資料より)

凸版印刷が開発した中食・惣菜製品向けの耐油性紙容器のサンプル(同社発表資料より)[写真拡大]

写真の拡大

 凸版印刷は16日、中食・惣菜製品向けの耐油性紙容器を開発し、9月下旬から本格的な販売を開始すると発表した。また、本格販売に先立って、大手コンビニエンスストアですでに導入されていることを発表した。

 本製品は、耐油剤を印刷方式で紙に塗ることで、紙繊維に浸透させ、耐油膜を形成させる。この方式により、紙に均一に耐油剤を塗布することができるという。さらに、耐油剤の原料、配合率、用紙の選定、生産条件を適切にし、独自のコーティング技術など組み合わせることで、油の染み出しを従来よりも約1割以上減らしたという。また、印刷によって耐油剤を塗布するため、のりしろ部分への耐油剤の塗布を避け、接着性を向上させられるという。また、各種の条件や生産方式を工夫することで、従来品とほぼ同等の価格を実現した。

 同社では今後、本製品をバターやマーガリンなど含油性の高い食品のパッケージにも採用していくとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

関連記事